いますぐに
強くなんてなれないけど、

弱くて泣き虫な「わたし」は
捨てようと思うの

だって、笑っていた方が
世界が綺麗に見えるから



.

何気ないことばに うつむく
何気ないことばに はにかむ

君がならべる
ひとつひとつの欠片に、
意味なんてなくてもいいの


その瞬間だけ
つながっていられるなら。


110625

届かない距離を
愛おしむくらいなら

思い出に
そっと目を伏せて、

無かったことにするの。

はじめから。






.

君のところまでは
歩き出しさえすれば
すぐに辿り着けると思っていた

実際には、間に透明な仕切があって。

それはなかなか厄介なもので
押しても進めないのに
時々あたたかい風が流れてくる
だけどやっぱり隙間が見当たらない


そうこうしているうちに
わたしは元居た影へと
還ろうとしています

あと半歩

１年前の実習報告会。


５分遅れちゃったら、廊下が静かすぎて教室に入りにくかった。


もういいやって思ってサークルのたまり場にいったらあの人がいた。




「裕ちゃん」にそっくりで、声聞くだけでドキドキした。


それから気になって仕方なくて、、学祭の打ち上げで初めて自分から話しかけた。




いつの間にか「おもかげ」から「とくべつ」に変わって…


いまでもとても気になっている。




今日も会えたらいいのにな。